四川料理は四川省で発達した中国四大料理の一つです。
多彩で深みのある味わいは、国や人種に関係なく多くの世界の人々に愛されています。
日本でも四川料理は人気メニューが多く、麻婆(マーボー)豆腐・青椒肉絲(チンジャオロース)・担々麺(タンタンメン)などが知られています。

四川料理は、国土のほぼ中央に位置する山に囲まれた四川省で生まれました。
雨が多い高温多湿な盆地であるために暑さが厳しく、病気の予防という生活の知恵から香辛料が多く用いられたと言われています。
四川料理は、発汗を促し体の新陳代謝を高めることで健康を保ちます。

昔は、盆地なので農蓄産物が中心でしたが、流通の発達によりあらゆる料理や食材を柔軟に取り入れるようになりました。
両宋の時代、四川料理は中国全土に広がり、地方料理、重慶料理と融合して四川料理は、日々進化しております。

四川料理の一番の特徴は、多種多様な味にあります。

重要な唐辛子、胡椒、花椒等に加え、様々な調味料の配合により、
四川料理の七大味といわれる、酸（酸味）、辣（辛味）、麻（しびれる）、苦（苦味）、甜（甘味）、香（香り）、鹹（塩味）を組み合わせて、多彩で深みのある味わいをお楽しみいただけます。

食材も吟味を重ねた新鮮な食材を使用しており、四季を通じて山の幸、海の幸、蔬菜類、肉類、乾物類などの多くの食材を贅沢に生かした本格四川料理の味をご堪能いただけます。

こだわりある木を基調とした空間の中で、「四川菜園」でしか味わえない特別なひと時を存分ご堪能下さい。